リードミー・ファースト

Lead me First:最初に

簡単に英語が話せたら"いいなあ"とは言っても何と言えばとか何故などと考える人は沢山います、日本人は頭の良い人が多く教養程度も高いのは周知の事実です、なのになんで英語が話せないのでしょうか? 英語を読み書きする基本を最初な憶えてください。           1.英語は短い単語で的確に対手に意思を伝える事が第一です。              2.美辞麗句や抽象的な日本的な形容詞は混乱を招きます。                3.発音、例えばバナナは"バナーな"(Banana)でもそれは米語イギリスではバぁーナナです。 4.スラング(Slang: 俗語? アメリカでバナーナは黄色人種なのに白人を気取った東洋人(日本人含)を侮蔑した言葉です、何故ってバナナの皮を剥くと中は白いでしょ! 同様に白人でも東洋人みたいな奴をエッグ(egg:卵)と呼びます。卵は外側は白いけど割ると中の黄身は黄色いでしょ! 他にも黒人はオレオ(OREO)とかチョコレート(Chocolate)なんて侮蔑した言葉を平気で、あるいは判らないと思って使う奴もいます。また昔は残念ながら意味が判らずに"へらへらする"日本人も多く見かけました。 55.発音記号は大変便利でバナナ米語ではbe'na:neですが英語だとbe'na;naとなります、But会話の最中にイチイチ発音記号を見るために辞書は開けません。                               私が子供の頃アメリカ映画で"悪漢バスコム"という悪いメキシコ人を描いたパロディー映画が放映された時に解説の淀川長治さんが"この主役さんは米語が話せなくて全部発音記号でセリフを憶えて演技していたんですよ"という説明に発音記号って凄いなあと思って英語の辞書を開くとスペルの後に全部発音記号か書いてあったのを憶えています。

もちろんカタカナで発音するのでは完璧な英語にはなりませんが、英語は感覚言語なので大体わかれば相手に意志を伝えられます。しかし米語と英語では単語そのものが違うものも有ります。例えば日本語で"ズボン"は米語で"パンツ"(Pants)ですが英語では"トゥラウザース"(trousrs)と呼びます。

ついでながらズボンはフランス語のジュポンから来た外来語でお寿司のイクラはロシア語、ジャパンは中国語のリーベンから来ていると言われています。

またデタラメな和製英語も日本人の英語普及を阻害する大原因と言えます、電気のコンセントはアウトレット(Outlet)またはプラグイン(Plug in)、ちなみにプラグは差込む動作にも使います。 サラリーマンはオフィス・ワーカー(Office Worker)とかブルー・ワーカー(Blue Worker)あるいは具体的にタイピスト(Typist)とかエンジニア(Engineer)とか言います、建築技術者はコンストラクション・エンジニア(construction Engineer)と言います。              またアメリカ陸軍工兵隊はユー・エス・アーミー。エンジニアリング・コープ(U.S. Army Engineering Corp)で略称U.S.ACEと呼びます。

小さな歴史から、一般的に普及しているアメリカの苗字にスミスかあります、これは職人と意味で馬の蹄鉄を作っていた蹄鉄の鍛冶屋さんがホースシューズ・ブラック・スミス(Horseshoes blacksmith)なんて呼びました、これがアメリカにスミスが多い理由です。ホースシューズ(Horseshues)シューズ(靴:shoes)直訳すれば馬の靴ですが日本語では蹄鉄となります。

また鞄は明治大帝が銀座を通った時に"あれは何と読む字だ?と尋ねだと言われていますがこれがバッグ(Bag)で皮製の収納具を当時の職人たちが鞄と名付けたと言われているのが現在に至っています。

もちろん日本語から英語になったものに有名なのはツナミ(津波)または台風(タイフーン:Typhoon)、液晶(リクィッド・クリスタル:Liquid Cristal)などがあります。

簡単に言えば言葉は歴史、文化、発明、文明の発達、生活、技術、その他人間を取り巻く全てのものの影響を受けているものです、それをイチイチ調べていては会話になりませんしアルファベットや言い回しの違い、例えば日本語は"アメとムチ"アメリカできキャンデー・アンド・ステッキ(飴と棒:ステッキ)です。

まともに学べば何年何十年とかかる英語を、特に英語の場合教育の程度により使う単語も違うので大変です。

このギャップを少しでも減らすために考えたのが"カタカナ英語で会話しよう"です。

各投稿では読者が即記憶できる様に単語の背景や関連する意味を簡単に説明していますので読者のご理解をたまわる様深くお願い申し上げます。

なお画像は自分で撮ったものとフリー画像を使用しています、有償が画像は画像の下に提供者を表記しています。

英語はなるべく短い単語で要点を相手に伝える事が基本です。