アメリカの裁判所
ジ・アメリカン・コート(Th e American Court)
アメリカも3審制度ですから数多くの裁判所が有ります、国が広いのでサーキット・コート(Circuit Court:巡回裁判所)なんていうのもあります。
コートと言うと普通は洋服のコート(Coart)を思い浮かべる人が多いかも、単語のスペルも
AとUの違いだけで発音も近いから、アメリカは訴訟社会なので日本より遥かに裁判に近い
だけでなく陪審員という制度があり、陪審員に選抜されると会社は無給だが休みを認めな
ければなりません。
有名な12人の怒れる男(ヘンリー・フォンダ主演)や推定無罪(ハリソン・フォード/ボニー・ベデキゥア主演)て陪審員がかなり真剣に討議したり裁判官・検事・弁護士・陪審員のやり取りが
描かれていますが、実際は小さな裁判が多く陪審員も早く終わらせて家に帰りたい人ばかりが
実態の様です。
ただし陪審員は法律で定められていて裁判所から陪審員に指定された人が会社を休んでも会社は解雇できません、ただし給料も支払う人も無いのですが日本企業の多くは月給なので陪審員に選ばれた人は裁判所から賃金が支払われると二重に賃金をもらう事になります。このためアメリカではパートタイム;時間給:Part timeの労働者が多く、結果的に空いてる時間を他の会社で働く人が増えたりして原因になりました。今では家賃の高いニューヨーク等の都市ではシックスジョブ:6Job:6ケ所掛け持ちで働く人もいます。
変わった裁判記録では

アナスタシア裁判というニコライ・ロシア皇帝の末娘の遺産裁判が有りました、アナスタシア
本人の確認で判決は限りなくアナスタシアに近いと思われるが認められない!と棄却しました。
トマト裁判という裁判がありました。トマトは野菜が果物かという裁判が有り、トマトはオードブルとしては出るがそれ以外ではでないからトマトは果物ではない!という判決がありました。

