アメリカの警察制度
アメリカは合衆国なので警察制度も州により違いますが連邦法でアメリカ合衆国を支えています。その中でもテキサス州だけは州内が一致すれば連邦法の拘束を受けず自由にアメリカ合衆国から独立する権利を持っています。
アメリカの警察の基本は州警察です(ハワイ州は州内なら名称はホノルル(Honolulu)ポリスデパートメント(Police Department:警察)、です。また大都市(ニューヨーク、ワシントンDC、シカゴ、ダラス、デンバー、サンフランシスコ、ロス・エンジェルス等州都の都市は警察を持っています、そしてパトロールカー(Police Carポリスカー)の色も最近は色々ですが古い車両は北部は白地に黒、南部は白地に青でした。
州警察と市警察とか分かれていますが、それだけではなくまた各州にはマーシャル(Marshal連邦保安官)がいます。マーシャルは合衆国連邦政府の法執行機関で(ユーエス・エムエス:USMS :United Marshals Service ユナイテッド・ステイツ・マーシャル・サービス:合衆国連邦保安官サービス)があります。
例外はテキサスで真っ黒い制服にテンガロン・ハットを被ったテキサス・レンジャー(Texas Ranger)で今もいます。映画"俺達に明日は無い"のボニーとクライドを射殺した事でも名を上げました。
昔からある組織にシェリフ(Sheriff保安官)があります。現在では裁判所の警備、刑務所の警備、被疑者・収監者等の移送、民事執行、陪審員に対する召喚状送達ほかの行政上・司法上の事務も行います。
そしてアメリカ連邦政府最強最大の組織がFBI(Federal Bureau of Investigation:フェデラル・ビューロー・インベストゲーション)です。
活動内容は 連邦法違反の捜査、情報収集と分析、国家の安全保障、連邦法違反(2つ以上の州にまたがる犯罪などです。日本で知る人は少ないですがFBIの局員は定年退職するとエフビーアイ・アソシエイツ(FBI Associate:FBI同友会)に入る人が多くおり実際の活動は私立探偵の様な事をしています。